2020.8.23のPONTSUKA!!で、藤くんが結婚の報告をした。

私はリアルタイムで聞いておらず、BUMP OF CHICKENの公式LINEで結婚を先に知りその後でポンツカを聞いたので喜びが先だったけれど、何も知らずに放送で知った人はものすごい衝撃だったんじゃないだろうか。

かねてから私は藤くんは結婚したらリスナーに報告したいと思う人だと思っていた。もちろん藤くんの意思だけで決められることではなく、双方のご家族や関係者の同意などいろいろなことをクリアしないと発表できないことだと思うので実現するかどうかは別の話。

だから、やっぱり、藤くんは一番にリスナーに自分の言葉で伝えてくれるんだなと思った。想像以上に丁寧に真摯に。結婚したことよりもリスナーやスタッフさんへの思いばかりを話してくれた。

本当にどこまでも謙虚で誠実で優しい愛に溢れた人だ。

藤くんが結婚を報告する数時間前、私は泣いていた。

藤くんは音楽を作って届けるということをして生きている。その音楽を聴いた人が、或いは聴いていない人が、藤くんが知らない人も知っている人も、たくさんの人にいろんなことを言われてきたのだと思う。身勝手な考えや感情をぶつけられることも、届けられることもたくさんあるはずだ。
BUMP OF CHICKENしか感じることができない痛みや困難も数えきれないほどあるはずだ。

そういうことを何も言わず、たったひとり、曲を作って唄にして届け続けている。

「君」がどんな人でもいい。「君」に気づいてもらえなくても、「君」の側にいるからね、という想いを込めて。
心の外に出ることなくたった一人で抱えている「君」の、痛みや傷や苦しみや寂しさや踏ん張りや涙や声を、ひとつひとつ拾って「君」に見せるような唄を。

宇宙ごと抱きしめると。

いつだって僕と「君」の1対1だと。

そんな、受け止めて寄り添って抱きしめてばかりの藤くんを、誰が受け止めて寄り添って抱きしめてくれるんだろう。

そう思って、泣いていた。

これは特別じゃない、いつもの、これまでに数えきれないくらいにやってきた、週に何度もやっている類の、泣くだ。こんなことを考えて泣くのが私のごくありふれた日常だ。

だから、その翌朝に藤くんの結婚を知った私は、それはそれは嬉しかった。

私はついうっかり、藤くんと恋人という設定の空想を始めてしまうことがある。そしてすぐに取りやめて、想像の中とは言えこんなの(自分)が藤くんの恋人という設定にしてしまったことに怒り謝り、藤くんが本当に心から愛する大切な大好きな最高の人と結ばれるように祈る。
ということも数えきれないくらい繰り返してきたので、私の祈りを叶えてもらえたわけでもある。当然だけれど。だって藤くんだもの。藤くんが最も愛し一緒にいたいと思える人と結ばれるに決まっているのだ。

こんな空想や祈りはさんざんしてきたけれど、藤くんが結婚を発表するバージョンの空想はしたことがなかった。

藤くんの結婚が自分にとってこんなにも嬉しく幸せで、とても心強い気持になる出来事だとは思っていなかった。

藤くんの歌詞は、いつも「ここにいない君」に向けられているから、藤くんが一人であることが同時に浮き彫りになると感じて、これまた私は寂しがり屋の藤くんを思ってよく泣いていた。
結婚したって藤くんは寂しさを感じるわけだけれど、ちゃんと抱きしめてくれる人がいるのだ(もちろん、今までだっていただろうけれど)。
身勝手で図々しいことを言えば、私の分まで藤くんを抱きしめていただけたら救われる思いです。奥様。

藤くんの音楽やリスナーや人に対する想いはもちろんこれからも変わらない。私が断言することではないけれど、そうとしか思えない。16歳から同じ気持ちでBUMP OF CHICKENを続けている人だ。同じ想いを唄にして届け続けている人だ。常に全部で、全力で真っ直ぐに諦めることなく。

そして当然、私が生涯、藤くんに片想いし続けるというかねてからの決定事項も、微塵も揺るがない。

1対1の1として、藤くんに「君」と呼んでもらった一人として、藤くんの、BUMP OF CHICKENの全力を受け止めるにはあまりに無力で小さくカスのような私だけれど、ちょっとでも受け取り漏れをなくせるよう小さなカスがやや小さなカスになることを、諦めない。手放さない。

愛すらもひとりで完結できない生き物である自分を嘆き、藤くんが吸う空気に、飲む水に、或いは大好きなトマトやお蕎麦になってどうにか藤くんのお役に立ちたいのにできないことに、今日も泣いた。
これから先もうんざりするほど泣くのだろう。
そしてその度に、やや小さなカスになるためのエネルギーを得て進んでいくのだ。

藤くんと藤くんの奥様、ご結婚おめでとうございます。お二人のご結婚で私まで幸福な気持ちにさせていただき感謝申し上げます。何か辛いことがあって痛みを感じた時はどうか「痛いの痛いの飛んでいけ」と、私のところへ飛ばしてくださいませ。
何の役にも立ちませんが、誠に勝手ながら、これからはお二人の最上の幸福を、お二人の願いがすべて叶うことをお祈りさせていただきます。

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