さてさて今週のポンツカもミュージックセレクション。
全部知っている曲なのに、誰かがセレクトして「次に何がかかるのかわからない」状態で聴くだけで、なんか嬉しくなるこの感覚を何と呼ぶのだろう。
1曲目はStage of the ground!ファーストメジャーアルバム「Jupiter」の1曲目だね。昔のライブでも1曲目になることがちょいちょいあったテンションが上がる曲なんだけど、すごく励ましてくれる感じで泣ける曲でもあるんだよね。
君が立つ地面は ホラ
Stage of the ground 作詞:藤原基央
360度 全て 道なんだ
何を選択してもいい。自分次第。この圧倒的事実を唄われると泣いちゃうんだよねぇ。
2曲目はfirefly。これはツアー中にできた初めての曲で、疾走感や熱量、雰囲気、ライブを感じる曲調だね。
命の仕掛けは それでもう全部
firefly 作詞:藤原基央
どうしても掴みたい夢を叶えるために、自分の心も体も時間もすべてが動いている。それを失ったら自分も全部機能しなくなるほどの想いで生きているということを表現している部分。
自分を重ねる人がたくさんいるだろうなぁ。
3曲目はプラネタリウム。テンポ早めの曲なんだけどものすごい切ないんだなぁ。
夢や理想を叶えることやその存在のことを唄っているんだけど、聴いていると自分だけに見えているもの、自分だけが知っている気持ちというところが浮き彫りになってくる。
それが切なさの所以なのかな。
4曲目は分別奮闘記!これは心をぐさぐさと刺されながら聴く人がたくさんいるんじゃないかなぁ。
君の夢がゴミと化して はや幾星霜
捨ててこそゴミでしょうと勇ましく
見るからにしぶとそうだ 不燃物だろう
指定された火曜日 ほっと一息分別奮闘記 作詞:藤原基央
だけど持って行かれてないぜ 紙が貼ってあるぜ
なになに「燃えるゴミは月曜日」
最近のBUMP OF CHICKENはこういう曲を唄わなくなってきたように思うけれど、若い頃は「やりたいことあるんでしょ」「夢があるんでしょ」という内容の曲がちょこちょこあったの。
私はやりたくないことやって生きていたから、本当に最も向き合えない部分だったなぁ。
5曲目は才能人応援歌。分別奮闘記の次にこれですか。すごいチョイス。
これは成功しているように見える人を、挑戦すらしない人が僻んで見ているという様子を唄っているのね。
そしてそういう人を救っていくようなラストで泣けるの!!
本当に藤くんは優しいんだから。
ラストはバトルクライ。これは夢を叶えるために頑張っている最中の人の気持ちを唄っている。
それが僕のわずかな力 ただの強がりもウソさえも
バトルクライ 作詞:藤原基央
願いを込めれば誇れるだろう 望めば勇気にもなるだろう
ここが僕のいるべき戦場 覚悟の価値を決める場所
ひとつのウソにさえ すがる僕に
捧げよう 誓いの歌 SHOUT a BATTLECRY
強がってはったりで大口たたいてなんとか挑戦をやめないように踏ん張っている様子が伝わる。覚悟の価値を決める場所。本当にその通り過ぎるね。
10代でこういうことがわかっていたっていうことにいちいち驚くけれど、本気で自分や現実と向き合ってやりたいことをやるために生きていれば自然に思うことなのかもしれないとも思う。
ということで今週はポンツカスタッフ様に夢を叶えろよと言われているようなセレクションでした(笑)
引き続き頑張ります。
来週も楽しみ~