
メーデーは2007.10.24にリリースされたBUMP OF CHICKENの14枚目のシングル。その後アルバムorbital periodの3曲目に収録された。さらに2013.07.03にリリースされたベストアルバムBUMP OF CHICKENⅡ[2005-2010]の7曲目にも収録された。
メーデーは藤くんの優しさ、愛、人をかけがえのないものだと思う気持ちが溢れていて、その気持ちを勇気をもって真っ直ぐに表現した曲。すごい覚悟を感じる。
音楽というツールを使って、人の心に潜って助けに行くの。これまでもこういう意思を持って音楽をしてきた人だけれど、ダイレクトにその行為を唄っているので、聴いた人の藤くんに助けてもらった感が強い。
本当にかっこいい、大きい人。
私はフリーランスの事務のお姉さん養成講座という起業セミナーを始めてから、とってももどかしい気持になるようになったの。
私だけにある人にこれから起こる未来が見えていて、それを本人に伝えて危機を乗り越えてハッピーエンドに向かうための準備をしてもらわないといけないのだけど、未来が見えていることを信じてもらう術がなくて悶絶している、そんな感じです。
ここに書いてあるような気持になって初めて、「これメーデーだ。藤くんはメーデーでこういう気持ちだったんだ」って思うようになった。
メーデーに限らずだけど、養成講座始めてから、BUMP OF CHICKENの曲の捉え方が全く変わったの。sailing dayの「伸ばした手は 閉じた目に 写らなくて 途方に暮れる」もそうだよね。
私はBUMP OF CHICKENが好きとか言っているくせに、まさに目を閉じている人だったんだよ。
全曲聴いているくせに、泣いたくせに、殆どスルーしてきたんだよ。
こういうことをね、歌にして曲にしてリリースするってものすごい勇気と覚悟がいるよね。特に藤くんみたいに、ありとあらゆる人のことを想像して、気持ちや思考を考えられちゃうような人なら、人の何十倍も必要だと思う。
BUMP OF CHICKENが曲のために出してきた勇気に守られているのは、曲だけじゃなくてそれを聴いた私たちも。
メーデーにね「傷つける代わりに 同じだけ傷つこう 分かち合えるもんじゃないのなら 二倍あればいい」という歌詞があってね、私はこの言葉で勇気を出せたことがあるよ。
職場に全部一人で背負っているような、大変な立場の人がいてね、その人のこと考えていたらメーデーのこの歌詞を思い出して、私もあの人と一緒に大変な思いをしようって思えたんだ。
メーデーは付き合いも長いし本当に私にとって重要な曲だから、思い入れがあって長くなっちゃうね。
じゃあ歌詞を見ていこうか。