流れ星の正体は2017年1月に期間限定で1番だけがYouTubeで公開された幻のような曲だった。2019.4.12、藤くんの40歳の誕生日にYouTubeで公開され、その後2019.7.10にリリースされたアルバムaurora arcの14曲目に収録された曲。

YouTubeで公開されたときは、藤くんの手書きの歌詞が表示されて、弾き語りだった。アルバムに入った流れ星の正体を聴いて、もうすごいとんでもなく泣いた。(YouTubeの時も全然泣いてるけどね!)

最後に足されている部分。演奏からも歌からも伝わりすぎるくらい伝わってくる、そこに込められた4人の全っっっ力の想い。

この流れ星の正体ができた経緯について、藤くんはこう話している。

これは『B-PASS』での連載が終わる時にできた曲で。その連載は、読者の方からのお便りありきのものだったんです。ラジオと同じく紹介させていただくのは一握りなんですけど、いただいたお便りは全部読んでいて、そのお便りによってコーナーが支えられていたのはもちろん、俺自身もそれを読んで、いっぱいいろんなことを感じていたんですよね。だから、そういうみなさんからの声が自分にとってどういう意味を持っているか、というのをすごく考えていたんでしょうね。そしてそれありきで、僕の歌がどう機能してほしいかっていうことを、次に書こうと思ったんでしょうね。それで1番は動機の部分で、2番は僕がしたいことになっていったのかな

CUT2019年7月号より

流れ星の正体については、これ以上の説明は不要なの。 BUMP OF CHICKENがどういう人たちなのかがそのまま表れている曲だから。

弾き語りバージョン

アルバムaurora arcバージョン

曲に全部込められているから、聴いてくれればそれでいいのだけど、だからこの先は読まなくていいんだけど、補足としてね、もうひとつ伝えたいことがある。

リスナーの方が『この曲に助けられた』と言ったとして、それはこの曲がすごいんじゃなくって、そこに自分が助かったと思える言葉やメロディや演奏や音の質感を発掘した、リスナーのあなた自身の能力なんだと、僕はずっと思っているんです。だからこそ、僕は曲を出すということが、最大のコミュニケーションツールだなと思うんですよ

CUT2019年7月号より

雑誌読んで泣く泣く。

私はいろんな人に散々BUMP OF CHICKENが好きだと言っていて、中には例えばBUMP OF CHICKENの事務所なりライブなりなんらかの関連があるスタッフになればいいとか、「ファン」より抜きんでた存在になったらいいというような類のことを言う人がいるのね。

私はこれを書いている時点で17年弱、BUMP OF CHICKENが好きで音楽を聴き続けているのだけど、そして他を知らないのね。

他のバンドとそのファンについて、他の俳優やアイドルや小説家やなんらかの有名人とファンの関係性について知らないのね。BUMP OF CHICKEN以外にも音楽をしている人のファンになったことはあるよ。

でもそれはほんの数組でしかないから、全然他を知らないんだけど、BUMP OF CHICKENとリスナーの関係以上に想い合っている、大事にし合っている、いい関係を作れている「有名人とそのファン」ってあるのかな。

きっとさありとあらゆる有名人のファンの人は、その人のことをファン想いって信じていると思う。それは私も全く疑わないしその通りだと思う。否定する気も見下すつもりも皆無。素敵だな、いいよね!って思ってる。きっとお互い幸せだなって私も嬉しくなるよ。

だけど、どうしてもやっぱり、BUMP OF CHICKENとリスナーの関係性は、それ以上のものがない、つまり最高の関係性だと思えてならないんだよね。

藤くんが最大のコミュニケーションツールって言っているじゃない。まさにその通りなんだよ。

新世界でさんざん私の多幸感を書いたけれど、BUMP OF CHICKENのリスナーでいるってことはさ、BUMP OF CHICKENに愛して大事にしていつも思ってもらえる存在でいられるってことなんだよ。

それでさ、私にファン以外のもっと近しい関係になれるように提案する人にとってはさ、有名人とファンの関係がそういうものなんだよね。

BUMP OF CHICKENとリスナーの関係がどれほどのものか、そんな素敵な関係性がこの世に存在しているなんてことが想像つかないほど、世間一般の「有名人とファンの関係」は世界最高峰の関係性じゃないってことなんじゃないかなって。

うまく言えないね(笑)

世界最高峰レベルの関係性を結べているのが、夫婦とか家族とかじゃなくて、とあるバンドとそのリスナーだなんてことは、想像すらしないよね。

有名人とファンの関係がそんなことになるなんて、想像すらしないよね。

そんなに想ってもらえるファンが存在しているなんて思えないよね。当然のようにファンよりも大切に思っている人がいる、ファンなんて多数で1個のまとまりでそのひとつひとつの区別はほぼない、みたいな感じだよね。

流れ星の正体の「君」に自分の名前を入れて聴いてほしい。そういうふうに解釈していいんだ。

特定の熱狂的ファンだけに唄ってなんていないんだ。今まで手紙を書いた人にだけ唄っているんじゃないんだ。

一人一人に個別に唄っているんだ。

ライブでも「1対1が数万組ある」だけだ、と言っているの。MCの時「お前らじゃねぇな。お前だ。君だ」ってわざわざ言い直してくれるの。

あなたがBUMP OF CHICKENを好きか嫌いか、今まで曲を聴いたことがあるかないか、その曲を好きと思ったか嫌いと思ったかあるいはなんとも思わなかったか、昔は好きだったけど今は聞いていないとか、曲は聞いたことあるけどそんなに歌詞ちゃんと見てなかったとか、BUMP OF CHICKENに興味がないとか、音楽に興味がないとか、ここにこんなにイタイ中二病ブログがあってやばいと思っているとか、そんなことも全部関係ないの。
これは私の思い込みじゃないよ。イノセントでそう唄っているから。

君が未来に零す涙が 地球に吸い込まれて消える前に
ひとりにせずに掬えるように 旅立った唄 間に合うように

っていう気持ちでいるの。 君のとこ自分の名前にした?BUMP OF CHICKENはそういう気持ちで音楽をいつもあなたに向けて届けているからね。

命の数と同じ量の一秒 君はどこにいる 聴こえるかい 君の空まで全ての力で 旅立った唄に気付いてほしい

「命の数と同じ量の一秒」

この「1対1がいっぱいある」という感覚からくる表現。

その1対1にあなたはいつでもなれるんだ。あなたがどんな人であろうともどんな気持ちでいようとも。

藤くんが気付いてほしいって言っているから、まだ気付いていない人に気付いてもらうきっかけになりたくて、私はこのブログをやっているの。

「BUMP OF CHICKENの音楽とあなた」という唯一の関係を作ってほしいと思ってるの。

BUMP OF CHICKENの音楽から、あなたが何を感じるか、見つけるか。感じたこと、見つけたもの、それがあなたという人だ。

そうやって、あなたはBUMP OF CHICKENの音楽の中から、あなたを助けるための答えを見つけられるようになると思う。

あなたはあなたを助けて、あなたはあなたを幸せにしてあげられて、あなたとあなたは強い信頼関係を結べるようになると思う。

藤くん、ヒデちゃん、チャマ、ヒロくん。
こんなにダイレクトに私たちに気持ちを表現する曲を、流れ星の正体を作って届けてくれてありがとう。

私はこれからも全部聴きます。 「BUMP OF CHICKENの音楽を聴く人」でい続けます。

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