aurora arcは2019.7.10にリリースされたアルバムaurora arcの1曲目に収録された、このアルバムのために作られたインストルメンタル。

これから始まる冒険。楽しみだけど期待もたくさんあるけれど、切ない。

旅には終わりがあることを、行く前から知っているからかもしれない。

こういう風に感じた。 藤くんはaurora arcについてこう話している。

じゃあ”aurora arc“がどんな曲になるかっていったら、オーロラを見に行く物語の曲にしかならねぇなと思って。どっか切なくてどっか不安があって、だけどどうしても消し去り切れない欲望とか希望みたいなものがって、それがメロディになっていくんだろうな、そして俺はそれに言葉を乗せないだろうなと思って……

MUSICA2019年8月号より

実際にこの曲を作ってる時にイメージしてたのはオーロラを見に行く俺たちの物語だけで、そういうものってきっと誰の人生にもあるよな、みたいな感覚だったんだけど。でも、それを書けばきっとアルバムの2曲目以降の全曲の最大公約数的な価値観にはなるんだろうなというのはわかっていて。実際、そういうものになったと思います

MUSICA2019年8月号より

藤くんがイメージしたものをそのまま、それを何も知らない私に感じさせられるってすごいよね。

同じではないのだろうけど、同質のものを感じたわけで。

そしてこの曲は、アルバムaurora arcリリースの2日後にスタートしたツアーaurora arkのオープニング曲として流れた。

ライブで聴くと、旅や冒険がその日のライブと置き換えられる。感じる気持ちはワクワクと人生最高の体験ができる喜びで、それと同時に終わっていく寂しさと、時も止められないしその場で起こるすべてをいつでも鮮明に再生可能な状態で保存できない自分の無力さも感じている。

この曲ではいろんな楽器、いろんな音、いろんなメロディが重なっていて(どの曲ももちろんそうなんだけど音楽を言語化するのは不可能なの)、同時に感じるたくさんの気持ちの表れのように思うんだけど、その中に「神々しさ」も表現されていて、その神々しさがBUMP OF CHICKENのライブにいられるってことに対する私の感覚で。 それもこのaurora arcという曲にちゃんと入っていると思う。

だからスタッフに、そういう寂しい曲が1曲目に相応しいかどうか俺はわかんねぇし、アルバムはまだしもツアーのオープニングとして相応しいかどうかはさらにわかんねぇけど、とりあえず書くよって言ったら、全然それでいいって言ってくれたから書いたわけ

MUSICA2019年8月号より

藤くん。相応しすぎるよ。これ以外ないほどに、ぴったりリスナーの気持ちの通りの曲だよ。

aurora arkの最終日、aurora arcが流れるのと同時に、4人が円陣を組んで手を重ねている光景がスクリーンに映し出された瞬間、泣いたよ。

藤くんaurora arcを作って届けてくれてありがとう。

アルバム「aurora arc」



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