遠くにいる人でも、いつも近くにいる人であっても、私たちは自分の心をすべて正確に表現することはできず、また相手の心を正確に理解し感じ取ることもできない。
どんなに言葉を交わしても本当に分かり合えているのか、繋がっているのか確かめる術はない。
分かってもらえているのか、分かってあげられているのかわからなくて、他者を遠くに感じて不安になることも、不振を抱くことも、時には怒ったり傷つけたりすることもある。

アリアはそんな人間同士の心の奥が繋がったと感じられた瞬間を唄った曲。

言葉は上手に使ったら 気持ちの側まで 近付けるけれど
同じものにはなれない 抱えているうちに 迷子になったよ

言葉、行動、表情、絵、音楽、お金、物。私たちは自分の気持ちをあらゆるものに変換して、他者への伝達を試みる。 だけどそれらは変換されてしまった別のものであり、自分の気持ちそのものではない。誰もが感じているであろうそのもどかしさ。

見つけたら 鏡のように 見つけてくれた事
触ったら 応えるように 触ってくれた事

今まで僕たちは同じ気持ちでいたんだ。

求め合っていたんだ。

僕の心にあるのと同じものが君の心にもある。 そう思えた時。

笑うから 鏡のように 涙がこぼれたよ
一度でも 心の奥が 繋がった気がしたよ

僕を見た君の笑顔を見た僕の目から、涙がこぼれたと気付いた時。

僕らの心の奥が繋がったと思えた。

その喜び。感動。心にみなぎる力。

伝えようという意図すら持たず、ただ心のままにそこにいて、相手を見たこと、笑ったこと、手を伸ばしたことで、心が繋がったと感じられた。

人間の心はそんな風に、通じ合えるものなのかもしれない。
他者の心はわからないけれど、同じだと思える瞬間やお互いを求めていたのだと感じられる瞬間はある。
その一瞬があれば、私たちは分かり合えていなくてもいつも同じ気持ちでいられなくても、遠く離れていたとしても、その人との関係を続けていけるんじゃないだろうか。

あなたも大切な誰かのことを想いながら、アリアをぜひ聴いてみてね。

BUMP OF CHICKEN公式YouTubeチャンネルでMVがフルで公開されているよ。

YouTubeでの視聴はこちら

アリア(デジタルシングル)



アルバム「aurora arc」



楽曲情報

タイトルアリア
作詞・作曲藤原基央
編曲BUMP OF CHICKEN & MOR
リリース2016.8.17
形態配信限定シングル
収録アルバムaurora arc M8
タイアップTBSドラマ「仰げば尊し」主題歌

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アリアはとても特殊な曲なのでおすすめ曲を探すのがとっても難しい。。藤原基央さんはいつでも今ここにいない君を想って、君に届けよう、伝えよう、君を抱きしめよう、君の側にいようという気持ちを唄ってるの。
アリアは言わば藤原さんが抱きしめられる側になっているという唯一の曲。同じような曲が見つからないわ。

次のページからはtomonoのアリア拝聴感想文だよ。藤原基央さんのインタビューも紹介しているよ。

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